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第20回 酒に酔う花 酔芙蓉

【醸し人の覚え書】


春に生まれた新酒が熟成し、丸みを帯びたひやおろしとして出荷が始まる秋。
この次期にきれいな花を咲かせるのが酔芙蓉(スイフヨウ)。
朝は純白に花を咲かせ、午後から淡いピンクに色付き始め、夕方から夜にかけて紅色に。まるで酒に酔う様に花を咲かせます。

今、私が所属する城島観光検討会で「この花が城島中に咲けば良いな」と町中に酔芙蓉が植わるように企画しています。いずれ「花も酔う町、城島」と言われると良いですね。

酔芙蓉が酔っていく様をご覧ください。

朝8:00 純白の花が咲きます。まだまだ素面です。


13:00 ほろ酔いかげん。ほんのりピンクに染まり始めました。


15:00 綺麗に酔っています。


17:00 紅色に染まりしぼみ始めます。


翌朝は花もしぼみ、次の花のつぼみが膨らみ始めます。
しばらくは次々に花を咲かせ目を楽しませてくれます。
 


平成28年9月27日


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このブログは比翼鶴酒造株式会社 常務取締役 二ノ宮啓輔の個人の意見や考えを書いております。

at 2016/09/27 10:40:02