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第19回 城島酒蔵びらき

【醸し人の覚え書】
もうすぐ城島酒蔵びらきですね。着々と準備が進んでいます。
比翼鶴の蔵見学でも触れていますが、城島酒蔵びらきの日は酒蔵の案内をしていません。そのかわり、メイン会場(城島町民の森公園)では蔵人全員でピチピチのしぼりたての新酒を持ってお待ちしています。本当は皆様にどういった場所で、どういった風にお酒が出来るのかを知って頂く良いチャンスでもあり見て頂きたいのですが、安全面や衛生面を考えるとなかなか大勢のお客様を一度に対応させて頂く事が難しいのが現状です。

そこで、普段の蔵見学で私が案内している景色をウェアラブルカメラで撮影してみました。9分30分の動画ですが、通常はこれを15分くらいかけて案内しています。

いかがでしたでしょうか?比翼鶴の蔵の中を少しでも感じて頂ければと思います。平日であればこういった感じで蔵の中をご案内していますよ。

さぁ、今回も酒蔵びらきの目玉はしぼりたての新酒です。このお酒が生まれる瞬間も撮影してみました。


しぼり上がった新酒はこのように黄金色に輝いています。



このお酒を、ミニチュアの槽(ふね)の模型から木枡に注いでお楽しみいただく槽口枡酒今朝しぼり。毎年人気でたくさんのお客様に楽しんで頂きます。

こちらは昨年の様子。


とても好評で、一人で4杯も5杯もおかわりされる強者のお客様もいらっしゃいます。口当たりが良くすいすいと飲めてしまうのですが、しぼりたての原酒ですのでアルコールが18度以上と高く、自分の適量の範囲でお楽しみください。

それでは、メイン会場(町民の森公園)で皆様をお待ちしてます。ぜひ比翼鶴のしぼりたて新酒をお楽しみください。

 


平成28年2月10日


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このブログは比翼鶴酒造株式会社 常務取締役 二ノ宮啓輔の個人の意見や考えを書いております。

at 2016/02/10 13:22:15